地方創生2.0とは?基本的な考え方
単なる地方の活性化作ではなく、日本の活力を取り戻す経済政策であり、多様性の時代の国民の、多様な幸せを実現するための社会政策であり、わが町の良さ、楽しさを発見していく営み
キーワードは「多様性」「楽しい」「地方から日本を元気に」ということだと思う。
地方の人口減少や東京一極集中の流れを変えることはできなかった。
地方の好事例も生まれたが、それが普遍化することはなかった(単発)
国ー県ー市 といった「縦のつながり」だけでなく、他都市との連携といった「横のつながり」も重要ではないか。
「産官学金労言」の関係者が「女性や若者にも選ばれる地域」となるため、自ら考え、行動を起こすことが重要では
RESASなどを活用した客観的なデータの分析も重要では?
戦災復興→高度経済成長の過程で、東京一極集中が進行
世界に大都市圏が多くある中で、極端に一極集中の国は日本と韓国のみであると言われている。
昨今、国民の持つ価値観が多様化→多様な地域・コミュニティの存在→国民の多様な幸せを実現する。
「楽しい」と思える地方を、民の力を活かして、官民が連携して作り出していく必要がある。
「都市」対「地方」という二項対立ではなく、互いが相互に繋がり、高め合うことで、すべての人に安心・安全を保障し、希望・幸せを実感する社会を実現する。
今後は
生産年齢人口の減少は確実
人口規模の縮小→経済成長するにはどのような策を講じる必要があるか?
・一極集中を進めるような政策の見直し
・眠っている地域のポテンシャルを最大限引出す政策の強化
・若者や女性にも選ばれる職場や暮らしの実現
・都市と地方の新たな結びつき・人の往来を円滑化する政策の強化
人口減少→担い手・労働力不足→地方活力低下→活気がない・楽しくない→東京などの大都市圏へ→地方衰退の負のループ
地方活性化のKPIは人口・労働力増加・出生数増加・都市機能の確保
都市に加えて地方を守る「事前防災」「危機管理」
「若者・女性にも選ばれる地方(楽しい地方)」を作ること目標
経済
地域特有の特徴・強み・資源(文化・芸術・スポーツなど)を十分に活用し、高付加価値の産業・事業を創出する
DX/GXなどの戦略分野で、内外からの大規模投資や、生きがいからの需要取り込みを進め、地域の総生産を上昇させる。
観光等の地域に密着した産業やサービスを支える教育・人づくりを進める。
基盤
地方創生2.0の5本柱
国→財政・人材・情報の各支援を充実させる
地方→地域自らが真剣に考え、行動を起こし、自主的・主体的に取り組む
①安心して働き、暮らせる地方の生活環境の創生
②東京一極集中のリスクに対応した人や企業の地方分散
③付加価値創出型の新しい地方経済の創生
④デジタル・新技術の徹底活用
⑤「産官学勤労言」の連携など、国民的な機運の向上
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